※ヘッダーの領域がわかりやすいように枠線をつけています。
下記の画像のように、透過したヘッダーの上でボタンのクリックが可能です。
この実装を可能にしているのは以下の2行だけです。
/* ヘッダーの上でコンテンツのリンクをクリック可能にするための記述 */.header { pointer-events: none;}
.header a { pointer-events: auto;}
.header
にpointer-events: none;
を適用することでヘッダー全体のクリックを無効化しています。この状態ですでに交差時のボタンがクリックできるようになります。
ただこのままだとヘッダー内のリンク(ロゴやグローバルナビゲーションのメニュー)がクリックできないため、ヘッダー内のリンクである.header a
にpointer-events: auto;
を指定しています。
これでヘッダーとボタンの交差時に、双方のリンクがクリック可能となります。
テキストの視認性を上げるためヘッダーはスクロール時に背景色をつけることが多いですが、透過のまま固定する際にはこちらの方法を実践しようと思います。
CTAボタンなどはどのタイミングでクリックされるかわからないため、できるだけクリック可能な領域は広げておきたいですね。